tomo's life

女子大生3年目突入。マレーシア生活始めました。東南アジア満喫中。

海外に行くと「視野が広がる」?

 

昨日は鹿島アントラーズレアルマドリードがかなりいい試合をしていましたね。

遠いマレーシアからちゃんと見ていました。なんてったって鹿島は私の地元で、幼い時から知っているので。あんな田舎のクラブチームが世界で超有名なクラブチームと戦うなんて…。なんとも誇らしいです。

 

 

 

今日の話題はこれ。 

海外に行くと「視野が広がる」ってよく言いますよね。

 

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でもこの言葉、すごく抽象的だと思いませんか。みんなの言う視野が広がるって何なの?と思っていました。それでも私はよく意味が分からないままですが、「視野を広げるために海外に行くんだ!」って使っていました。

 

 

 

でも最近、本当にいろんな人に出会ってこの言葉の意味がわかってきたような気がします。

 

 

「視野が広がる」っていうのは、今まで自分の中にはなかった「初めて」に出会い、こういう考え方や生き方があるんだ、って知ることなのではないかと今の私は思います。

 

 

今までの人生を振り返ると、周りから見れば、私は小学生から大学生まで比較的真面目に生きてきたと思います。中学受験をし、近所の子達よりはちょっといい中学校に進学し、中高でも周りの雰囲気に合わせて勉強していたら、ある程度知名度のある大学への進学もできました。でも、マレーシアに来て、いろんな人の話を聞いていると、今までの自分の人生は普通すぎて面白みがないなって思ったんです。

 

高校生の頃、進学を考えなければならなかったたとき、海外の大学に行きたいと考えていた時期もありました。でも、周りにそういう考えを持った人もいなかったし、大学受験から逃げていると思われたくなくてそのことを言い出す勇気もありませんでした。人と違う道に進むことは非現実的なことで、今自分がすべきことはこの大学受験を乗り越えることなんだと自分に言い聞かせていました。

 

 

 

でも、マレーシアに来て思うことは、何をやるにも年齢は関係ない、もっと気楽でいいんだ、ということです。

 

私の通う学校には日本人もいます。日本人の多くは私と同様に大学を休学してきている3年生や4年生が多いのですが、他の国の人たちを見ると、高校を卒業したばかりの人もいれば、私と同い年にも関わらず、大学に入るためにIELTSが必要だから勉強しないといけないんだって言って大学進学をこれから目指す人、かなり年上の大学生、仕事を辞めてきた人、また日本の生活が嫌になって現地就職した人ともよくお会いしました。彼らと話をしていても、年齢を気にしたり、今の状況を深刻に考えていたり、悩んでいるわけでもないように思うのです。

 

 

日本の大学は高校生が卒業後すぐに通う場所であり、皆が同世代で、4年で卒業するのが好ましいとされているように感じます。また、日本では一度その学部に入るとほぼ卒業まで変えることができません。今まではそれが普通だと思っていたので、一度客観的に見ると、それが息苦しく感じ、「出る杭は打たれる」ということわざが日本を表しているように思うのです。

 

 

また、日本人や韓国人の生徒はほぼ毎日学校に遅刻せずに行きますが、中東の人たちの中には学校は遅刻せずに毎日行く場所という概念がないように思うのです(笑)彼らは授業中でも出歩いたりしてます。いたって普通のことをしているだけなのに、先生たちには日本人は真面目だねって言われたりするのも面白いです。

 

 

 

日本にいるときは、大学生の私には社会人と関わりを持つことはなかなかなかったのですが、マレーシアでは日本人っていうだけで繋がりを持てるので、社会人の方とお話しする機会がかなり増えました。帰国したら就活が待っているので、実際に働いている方からどういう仕事をしているのか、日本企業の仕組みや風潮だったり、海外で働くことがどういうものなのか直接聞けるのは興味深いです。やはり、駐在員として来ている方が多いのですが、意外にも現地就職して働いている女性が多いことにびっくりします。海外で働いてみたいと思った時に求人がちょうどあったから来たっていう方やマレーシアが好きすぎて…っていう方など、日本の女性は強いなあと思う時がよくあります。

 

これだ!って、自分が思ったことをやるのがやはりベストですよね。そう思っていても行動に移すのは難しかったり、なにが自分の中でベストなのか見つけるのは難しい…。

 

後悔したくないって思えば思うほど焦りが生まれたり…。人生って大変!

 

 

 

 

"I belive myself"

最近の好きなことば。

 

 

 

tomo